体外受精・治療周期を始めるにあたって

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1-2.体外受精を行う場合の原因で多いもの

続いて、実際の治療現場において体外受精となる原因には、どのようなことが多いのかを聞きました。
その原因として、一般不妊治療で結果がでないことが1番の理由で、次に女性側の原因、そして男性側の原因と夫婦ともに、という回答がほぼ同数でした。
では、女性側に絞った場合はどうでしょう?
1位は、年齢に関して。2位が卵管に関して。そして3位が排卵に関してでした。
一方、男性では1位が造精機能に関して。2位が性交障害に関して。3位が精路通過に関してでした。
体外受精の原因としても、女性の加齢から卵巣機能低下・予備能低下が起こっていること、卵管閉塞などの通過性の問題や、男性の精子数が極端に少ないことなどがありますが、アンケート結果からは、それまでの一般不妊治療では結果が出ずにステップアップしてきた夫婦が半数を占めていることがわかりました。
また、このことからは、治療が長期に渡っているケースも想像でき、トータルでどれくらいの治療期間をかけているか、今後は合わせて聞いてみたいと考えています。
その他、それぞれにある原因として記載があったのは、原因不明、そして栄養管理などでした。

体外受精を行う場合の原因で多いもの

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