体外受精・治療周期を始めるにあたって

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1-5. 診察時の夫の同席率

実際に治療を受ける女性には、心身ともに大きな負担がかかってきます。しかし、不妊治療に臨むのは夫婦ですから、夫の協力は必須です。通院に同行するだけが協力とはいえませんが、要所々で同行することは、女性にとって心強いことでしょう。治療への夫の参加率を参考としてお聞きしました。
初診、採卵、胚移植、妊娠判定、普段の診察から同席状況を調べたところ、採卵時が平均で54%と多く、初診時が32%と次に多いことがわりました。ここでの設問は、参加率を25%ごとのレンジで回答をまとめ、グラフの色が濃いほど夫の同席率が高いことを示しています。その色の濃さの比較からも採卵日の同席率が高いことが一目でわかります。
採卵時には、その後の受精のために採精が必要ですし、採卵手術で麻酔をした場合は、1人で帰宅するのが難しいこともあり、同席率が高くなるのだと思われます。

診察時の夫の同席率

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