体外受精・治療周期を始めるにあたって

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1-3.治療周期開始時に確認していること

では、治療に先がけ医師が患者に確認していることは何でしょう?
治療歴、夫婦生活(SEX)の有無、妊娠歴、出産歴、夫婦の入籍状況、夫婦の卵子と精子での治療であること、保険証、その他の8例をあげて調査をしました。その結果、治療歴、妊娠歴、出産歴が95%以上でほぼ確認されていることがわかります。ですが、夫婦の卵子と精子での治療であるかの確認は80%を切り、夫婦生活の有無も50%まで下がる低さです。体外受精の治療を始めるために必要なことは、しっかり確認しますが、夫婦仲にも関係してくる夫婦生活の確認は約半数です。この辺りは、体外受精が直接夫婦生活で妊娠を目指す治療ではないことが表れているのかと考えられます。
回答結果は、確認率の高い順に下の1-3グラフにまとめました。
その他では、前医での治療内容や検査内容、検査結果、月経周期、アレルギー、出血/血栓傾向、患者の希望、AMH値、精子所見、体重・身長・サプリメントなどがありました。

治療周期開始時に確認していること

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