体外受精の現状 | Quality Art 全国体外受精実施施設ガイド

体外受精の現状

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保険診療で変わったこと

不妊治療の保険診療が始まり、1年が経ちました。保険適用化については、関係者の間でも色々な議論が 重ねられ、患者さんにも喜ばれ、社会貢献度も高いものと賛成意見が伝わる中、これまでの個別化された診療ができなくなるとの心配の声もありました。
今回のアンケートは、保険診療に注目して情報を収集しました。
結果、以下のような様子がわかりました。

1、保険診療では治療が画一化され、どの治療施設でも同じ診療が受けられるものとして治療に対する勉強心が薄くなり、知識不足の患者さんが増えている

2、患者さんへの説明時間が長くなっている

3、保険適用後、患者さんは増えていて、特に30〜34歳の層で増えている

4、保険診療で30〜34歳の層が増えたことから妊娠率が上がっている

5、高年齢層での保険診療は自由度が少ない分、妊娠が難しいケースがでている

6、治療が画一化されるため、転院時の胚や精子の移送&受入がしやすくなった

7、先進医療との組み合わせで、診療のしづらさがでている

気づくことはまだまだあるかと思います。今回のアンケートでは拾えなかったことで、不妊治療の現場で変 わったことは、本編で知ること以上にたくさんあるでしょう。その変化が今後の不妊治療の発展に結びつくよう、 そして少しでも体外受精を考えている人の参考になるよう、まずは本アンケートの結果をご覧ください。

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本の購入はこちら 体外受精を考えているみなさまに、ぜひ読んでいただきたく、私たちは毎年、体外受精実施施設に特別アンケートを実施し、回答を集計するとともに全国の体外受精実施施設を紹介しています。 このサイトは、その中の情報をベースにしています。

書籍版では、回答のなかった施設含め、全国の体外受精実施施設の情報がご覧いただけますので、ぜひご購入してご覧ください。

サイトと違い、お手元におくことで、読みやすく、チェックもしやすく、集中してご覧いただけるでしょう。そして、体外受精のことや受けるために参考となる知識を十分に得ることができるでしょう。