体外受精には、精子と卵子が必要になります。卵子は治療施設で採卵手術を受けて準備します。採卵に合わせて受精が行われる場合、精子の準備は自宅で採精して妻が通院先に持ち込むか、夫も同行して通院先院内にある採精室(メンズルーム)で採精することになります。どちらの方法が多いのでしょう? 昨年調査では90%が自宅採精でした。今回は、自宅採精が75%弱まで減っていました。夫婦一緒に通院先に出向き、より確実に院内で採精するスタイルが少し増えたという結果です。かといって、採卵当日の受精であってもとくに院内を推奨することもあまりないようです。それだけ、適切な時間内であれば精子の生存率が安定しているということではないでしょうか。
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