胚移植について

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6-2. 凍結融解胚移植について

凍結融解胚移植の周期について、1. 自然な排卵を待って移植する、2. 誘発剤を使用する、3. ホルモン療法をする、4. その他の4つから方法を選んで実施率を聞き、その割合からそれぞれを比較するグラフで表しました。結果は、ホルモン療法が73%、次に自然な排卵を待って移植するが18%、 誘発剤を使用するが9%でした。それぞれの方法を採用している治療施設件数は、ホルモン療法が135件、自然な排卵を待って移植するが107件、誘発剤を使用するが61件ありましたが、その実施率の実際をみると、1つの治療施設で、いくつかの方法を行っていることがわかります。また、ホルモン療法については、73%の治療施設が行っていますが、その実施率が80%以上だとするのは78施設(55%)あり、治療施設の半数以上がホルモン療法による凍結胚移植を行っています。逆に採用していない方法(0%)は、誘発剤を使用で、81施設(57%)で行われていませんでした。
これらのことから凍結融解胚移植は、ホルモン療法による治療周期になる確率が高くなると考えて良いでしょう。

凍結融解胚移植について

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