培養と培養室について

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5-3.使用培養液の種類と有意差

胚培養は、これまで胚の成長段階に合わせた培養液が主流でしたが、最近では初期胚から胚盤胞まで1種類で培養できるワンステップタイプの培養液があります。また、タイムラプス型インキュベータを使用することによって、胚をインキュベータから出すことなく観察ができ、培養液を一度も交換せずに胚盤胞まで育てることも可能になっています。その信頼性や安全性も高まり使用するところが増えてきているようです。それぞれの有意性では20%が差を感じ、64%が感じないとし、16%で人によるとしています。現場では、両者を上手く使い分けながら、胚の成長を観察・管理しているようです。
安全面で心配を感じたことがあるとする施設も25施設、16%ありました。

使用培養液の種類と有意差

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