培養と培養室について

  1. ホーム
  2. 体外受精の現状
  3. 培養と培養室について
  4. 実施があるもの

5-21.実施があるもの

ピエゾICSIは、微細な振動を用いて卵細胞質の形態が変化しないように透明帯に穴をあけて、卵細胞質内に精子を注入する方法で、卵子へのダメージが通常のICSIより少ないとされています。
IMSIは、精子を高倍率の顕微鏡で確認し、頭部の様子などより詳しく確認しながら選択する方法で、未成熟卵培養は、未成熟卵を体外で培養し、その後成熟した卵子を受精させます。 女性の年齢が高く、卵子の質の低下から通常のICSIでは、卵子への負担が大きいのではないかと、よりストレスの少ない方法が必要になってきていることも、ピエゾICSIを採用する理由の1つのようです。ですが、全体的には、ピエゾICSIの実施率は24%、IMSIは14%で高くはありません。それぞれ専用の機器も必要で、またIMSIについては、はっきりとしたエビデンスもないので、低いのかもしれません。

実施があるもの

Purchase本の購入はこちら

本誌では病院情報などさらに詳細を掲載しております。

本の購入はこちら 体外受精を考えているみなさまに、ぜひ読んでいただきたく、私たちは毎年、体外受精実施施設に特別アンケートを実施し、回答を集計するとともに全国の体外受精実施施設を紹介しています。 このサイトは、その中の情報をベースにしています。

書籍版では、回答のなかった施設含め、全国の体外受精実施施設の情報がご覧いただけますので、ぜひご購入してご覧ください。

サイトと違い、お手元におくことで、読みやすく、チェックもしやすく、集中してご覧いただけるでしょう。そして、体外受精のことや受けるために参考となる知識を十分に得ることができるでしょう。