培養と培養室について

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5-15.凍結保存を実施しているもの

凍結保存に関しては、急速ガラス化保存法により、胚や精子だけでなく、卵子の凍結保存も可能です。凍結に関しては胚が97%、次に精子の89%、そして卵子が37%、未婚者の卵子が14%となります。精子凍結の一部と卵子凍結は、ガンなどの病気治療により起こる生殖能力への影響を避けられないため、精子や卵子を凍結し、将来の妊娠に備える目的から行われます。しかし最近は、病気の有無に関係のない未婚女性の卵子凍結も行われるようになってきました。
凍結する胚、卵子、精子はその持ち主が必要とするまで凍結され続けなければならず、きちんと管理すれば、半永久的に凍結保存することができます。必要とするその時まで保存・管理をする施設が変わらずにあること、または何かあった時には、バックアップしてくれるのかも確認しておくとよいでしょう。実際にトラブルが生じているケースもあります。

凍結保存を実施しているもの

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