培養と培養室について

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5-14.AHAについて

AHAとは、アシスティッドハッチングの略で、意味は孵化を助けるということです。とくに凍結融解胚移植の場合、胚を包む透明帯が硬くなる傾向があることから行われます。また、AHAを行うことで胚が損傷するのでは? と心配する声もありますが、透明帯が硬く孵化できなければ着床ができず妊娠は成立しません。このAHAをどのくらいの施設で、またどのくらいの割合で行っているのかをお聞きしました。
AHAを行っている治療施設は85%で、非常に高いことがわかります。ただ、胚全体の何割に実施しているかを尋ねると、その実施割合は低いところもあれば高いところもあります。AHAの方法では、レーザーが64%、切開が33%、酸が5%でした。

AHAについて

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