3-10.採卵後のトラブル
採卵後は、一定時間休めば家に帰ることができます。では、トラブルは一切ないのでしょうか？ あるとしたら、それはどのようなことでしょう。その状況を調べました。5つの例として、痛みに関するトラブル、出血に関するトラブル、腹痛に関するトラブル、救急搬送のケースがあった、その他、から選択してもらったところ、痛みに関しては50施設であったとの回答があり、出血に関しては45の施設、腹痛は57施設で有りとの回答でした。緊急搬送は2施設で起きています。その他は7施設で内容は、吐き気、嘔吐、OHSS でした。
採卵は、腟壁、卵巣と針を刺し進め、採卵する卵胞数によって数回～数十回の針が上下します。そのため出血は見込まれ、それにともなう腹痛も起こる場合があると承知しておきましょう。
Purchase本の購入はこちら
本誌では病院情報などさらに詳細を掲載しております。
体外受精を考えているみなさまに、ぜひ読んでいただきたく、私たちは毎年、体外受精実施施設に特別アンケートを実施し、回答を集計するとともに全国の体外受精実施施設を紹介しています。
このサイトは、その中の情報をベースにしています。
書籍版では、回答のなかった施設含め、全国の体外受精実施施設の情報がご覧いただけますので、ぜひご購入してご覧ください。
サイトと違い、お手元におくことで、読みやすく、チェックもしやすく、集中してご覧いただけるでしょう。そして、体外受精のことや受けるために参考となる知識を十分に得ることができるでしょう。
